添加物の種類

私たちが毎日食べている食品には、日持ちを良くする、見栄えを良くするなどの理由から、さまざまな食品添加物が含まれています。食品添加物とは「食品の製造の過程において使うもの、食品の加工や保存の目的で食品に添加、混和、湿潤その他の方法で使うものをいう。」と食品衛生法では定義されています。

砂糖や塩などは添加物ではなく、食品に分類されています。

現在、日本国内で使用されている添加物は次の4つに分類されます。

  1. 指定添加物(345種)…有効性と安全性が確認され、厚生労働大臣が指定したもの
  2. 既存添加物(488種)…天然の原料から作られ、長年使われてきたもの
  3. 天然香料 …動植物から得られるもので、着香の目的で使用されるもの
  4. 一般飲食物添加物…本来食品であるが添加物としても使われるもの

なかでも「着色料」は危険だと言われていて、着色料のなかには、発ガン性の疑いがあるのもあります。ヨーロッパやアメリカでは使用禁止になっているものが、日本で許可されている事もあります。

日本人の食品添加物摂取量は、1人あたり1日平均で約11グラムと推測され1年間にすれば約4キログラム、50年間で約200キログラムもの食品添加物を口にしていることになります。

食品として体内に入るものである以上、添加物は、人体に害のないもののみが使われるのが理想なのですが、実際にはたくさんの危険性が指摘されていながら、「少しなら大丈夫」という理由で使用が認められているのも少なくありません。
個々の食品では、極微量でも、現在の食生活では多くの食品に食品添加物が使われていて、食習慣を誤ると身体に悪影響を与えてしまいます。どんな食品添加物が有害なのかという知識を身につけ、食品表示を注意して買い物をするよう心がけましょう。

添加物を取らないという選択肢もありますが、現代の生活の中では不可能に近い選択肢です。
「いらないものは早く体外に出す」を心がけて生活をしていきましょう!!