「よく噛んで食べたらこんなに違うんですね!」

先日ダイエット中のお客さまが驚いていました。

特に運動したわけじゃなし、食べ物を減らしたわけじゃなし、ただ、一口30回噛むことを意識して1週間やってみたそうです。

そしたら・・・・・体重が落ちた♪

噛むって効果抜群なんです!

よく噛むことは、単に食べものを体に取り入れるためだけでなく、全身を活性化させるのに大変重要な働きをしています。

今回は、よく噛むことの効用についてご紹介したいと思います。

①肥満を防ぐ
よく噛むと脳にある満腹中枢が働いて、私たちは満腹を感じます。よく噛まずに早く食べると、満腹中枢が働く前に食べ過ぎてしまい、その結果太ります。よく噛むことこそダイエットの基本です。

②味覚の発達
よく噛むと、食べ物の本来の味がわかります。人は濃い味にはすぐに慣れてしまいます。できるだけ薄味にし、よく噛んで食材そのものの持ち味を味わうよう、心がけましょう。

③言葉の発音がはっきり
歯並びがよく、口をはっきり開けて話すと、きれいな発音ができます。

よく噛むことは、口のまわりの筋肉を使いますから、発音にも効果的です。また、表情筋を使うことで表情がとても豊かになります。元気な顔、若々しい笑顔は、あなたのかけがえの無い財産です。

④脳の発達
よく噛む運動は脳細胞の働きを活性化します。あごを開けたり閉じたりすることで、脳に酸素と栄養を送り、活性化します。子供の知育を助け、高齢者は認知症の予防になります。

⑤歯の病気を防ぐ
よく噛むと唾液がたくさん出て、口の中をきれいにします。この唾液の働きが、口内の細菌感染を防ぐなど、虫歯や歯周病を防ぎます。

⑥がんを防ぐ
活性酸素が増加すると、がんを発症しやすくなります。唾液にはその活性酸素を分解する酵素が含まれています。よく噛むことはがんの予防にもなります。

⑦胃腸の働きを促進する
よく噛むことで胃腸の働きが促され、消化酵素がたくさん出ます。食べ物がきちんと咀嚼されないと、消化に負担化がかかり、栄養の吸収が悪くなり、代謝が落ちる原因になります。

⑧全身の体力向上
「ここ一番」力が必要なとき、ぐっと力を入れて噛み締めたいときに、丈夫な歯がなければ力が出ません。

いかがでしょうか。よく噛むことの効用はこんなにもあるのです。今日から是非意識してみてくださいね。

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