クマ笹は古代から、穢れを払う神聖なものとして、神事などに利用されてきました。

長野市の善光寺では、12月28日に年末の大掃除として、竹の先に笹(ささ)の葉を取り付けた長さ約5メートルの「酒摩(しゃま)」と呼ばれるほうきを使って掃除をするそうです。

三重県伊勢市の栄野神社で1月14日に行われている湯立神事では、宮司や神職が順番に、熊笹の葉を束ねたものを湯に浸け、その熱湯を浴びて心身を浄化するというお祭りがあるそうです。

また、大阪にある今宮戎(いまみやえびす)神社では毎年1月10日前後に「商売繁盛で笹もってこい」という囃子と共に、商売繁昌を願って福娘から福笹(ふくざさ)を授かるという、十日えびすというお祭りが開催されています。

日本神話では、怒って天岩戸に籠った天照大御神(アマテラスオオミカミ)を外に出すために、芸能の神様とされるアメノウズメという神様が、笹葉を振り、舞踊ったという話もあります。

私たちの身近な行事だと、七夕ですよね。笹の葉に願い事をかいた短冊を飾りますよね。

七夕に短冊を笹に飾る理由は別の記事で書きたいと思いますが、民間でも笹は神聖なものとして扱われてきたのです。

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