昨今、コンビニやスーパーなどにいけば、美味しいものが手軽に手に入る便利な世の中になりました。

又、最近は低糖質などを謳ったダイエット向きの加工食品も多く販売されており、コンビニ食を利用され、ダイエットに励んでいる方も多いのでは無いでしょうか。

便利な半面、気になるのが添加物の問題です。

一説によると、日本人は、食品添加物を1日に一人11g、1年に換算すると年間で4kgもの添加物を摂っていると言われていますが、加工食品が増えている昨今、食品添加物の使用量も売上額も増え続けているということで、摂取量もさらに増えているのではないかとも言われています。

 

主な食品添加物の種類

甘味料、着色料、保存料、増粘剤、安定剤、ゲル化剤又は糊料、酸化防止剤、発色剤、漂白剤、防かび剤又は防ばい剤、乳化剤、膨脹剤、調味料、酸味料、苦味料、光沢剤、ガムベース、栄養強化剤、製造用剤等、香料

 

このように、さまざまな加工食品に使用されている食品添加物は実際のところ私たちの身体にどのように影響をするのでしょうか?

①食欲を刺激し、食事量が増える

アメリカの国立衛生研究所で行われた研究では、添加物の多い食事を摂るグループと自然食を食べるグループに分けて14日間調査したところ、添加物の多い食事を摂るグループの方が体重が増加し、全体的な摂取カロリーの増加も確認されました。

原因として考えられるのが味付け。

味覚に自然界に無い強力な刺激を受けることで、食欲が余計に刺激されて食べ過ぎてしまうということ。

さらに、添加物により、食欲を調整しているホルモンの分泌に不具合が生じるのでは無いかと考えられます。

②ビタミンが不足する(代謝低下)

添加物を解毒するために、肝臓で大量のビタミンなどを消費します。

肝臓の負担になるだけでなく、からだ全体がビタミン不足になり、代謝低下や血流の悪化などにつながります。

③腸内環境が乱れる

化学的に作られた添加物は私たちのお腹の中にいる腸内細菌にも悪影響を及ぼします。

また乳化剤は、腸粘膜に穴をあけるリーキーガット症候群に関与していると言われています。

このように食品添加物は私たちの身体にさまざまな悪影響を及ぼします。

食べるならなるべく添加物の少ない食品を選びましょう。