身体が表している症状と意識の間には関連性があります。

症状は皆、病気の法則について重要な手掛かりを私たちに与えていると考えられます。

意識の中の葛藤を癒すことが、身体に現れた症状を癒す現実的な方法なのです。

この考え方からすると、身体は中立(自然)であり、本来、身体の仕組み(宇宙の法則)に任せておけば、健康のはずなのです。

しかし、意識の中に葛藤があると、私たちはその葛藤によって生じる心理的摩擦エネルギーを身体に向けます。

パートナーに思いが伝わらずに喧嘩になって、お皿を投げつけて壊したり、やけ食いをしたりするのもその一つです。

症状や病気は、その底流に流れている心理的な要素やつながりを示しており、そこで私たちの意識が働いています。

つまり身体は、意識という画家が、自画像を描くキャンパスであるという解釈ができるのです。

ゆえに、病気の底流にある癒すべき課題を理解するための切り口として症状を扱うことが可能だということです。

意識の葛藤は身体に現れます。

しかし自らの葛藤を隠そうとして、私たちは否認、抑圧、投影などの、ありとあらゆる防御手段を使います。

葛藤も否認も抑圧も投影もエゴが仕掛けてくる罠です。

エゴの罠にはまると、私たちは自分が直面している感情や課題が分からなくなってしまうのです。

自分の真実と向き合う勇気がないために、私たちは自分をうまく欺いているのですが、自分を欺き続けていると、葛藤は身体に刻み込まれ、比喩として何が人生の課題なのかを病気を通してあらわすようになるのです。

病気の根っこがこのようにして潜在意識の中に葬られているために、病気にしてみ怪我にしても、真に重要な課題が何なのか、私たちはほとんど気付いていないのが現実です。

葛藤の根源は、自分の欠点を隠し、自分を守るために自分の意識の中に創り上げた壁の存在にあります。

自分の欠点だと本人が思い込んでいることや、思い込まされていることのすべては幻想です。

この思い込みのほとんどは、父親か母親によって埋め込まれます。

親の子供を心配する気持ち(愛と勘違いされることが多いのですが、この子は間違うに違いない、この子はできないに違いない、という不信がベースにあり、突き詰めると親の安心のために選択された行為)が、子供の脳に伝わり、

「人間は完璧であるべきであり、私は不完全なダメ人間だ」

という思い込みを作り、それがその人のマイルールとなって心の壁を作ります。

 

 

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