人間は、意思を伝達するためにサインやシンボルを使って物語を伝えようとする生き物です。

その原初的意識は、ほとんどすべて、サインやシンボルや比喩をもとにしています。

私たちは神話の作り手であり、個人的な神話(個人の意識の中で生み出した物語)と集合的な神話(生まれた場所や住んでいる国や世界で信じられている常識やそれらを象徴した物語)の両方で生きています。

最終的に自分で書いた脚本や物語を生きているのです。

そうした物語のほとんどが暗い物語ですが、それが知らず知らずのうちに自分の人生を決定しています。

比喩は「意識を向けた対象」や「概念(「それはどういうものか」という共通した認識 )」を象徴として間接的に表すものであり、シンボルは意味と感情の両方を担っている標識です。

自分たちが使っているシンボルを解読できれば、自己責任の幅が広がり、それだけセルフパワー(その人が愛に基づいて自由に使える力)も増し、癒しの方向へと近づくことができます。

また、シンボルは病気が単なる行き当たりばったりの出来事ではないことを示唆しています。

病気それ自体が何を意味するかだけでなく、症状が何を表現しようとしているかに気付くことが大事です。

これを学べば、自分の身体を理解する手助けとなり、結果として自分自身の内面に分け入り、よりポジティブな方向へと自然に進むことができます。

私たちは言葉の生き物です。

言語というシンボルを使って物語を認識します。

夢の中の意識もそうですが、無意識は比喩という独自の言語を持っています。

たとえば、表面意識はそんなテーマを自分は持っていないと否認していても、無意識は、身体と病気を比喩として、そのテーマの存在を私たちに伝達し続けるわけです。

人生のあらゆることがコミュニケーションです。

私たちがすること、私たちに起こることは全て、特に周りの大事な人へのコミュニケーションの一つの方法なのです。

物語、脚本、神話や比喩に満ち溢れている象徴の世界に私たちは生きています。

どんな出来事もエゴ(恐れをベースにした分離と正しさをもたらすもの)とハイヤーマインド(愛とづながり、人間の潜在意識の最も深い部分にある答えを、すべて知っているところ。創造性と解決法をもたらす)の両者によって共有されています。

あなたがその出来事をエゴから観るのか、それともハイヤーセルフから観るのかによって、あなたの体験の自己評価は真逆になります。

(「こころを癒すと、カラダが癒される」チャック・スペザーノ&ジェニー・ティスハースト著を参考にしています)

 

 

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