慢性炎症とは、今までの医学から見逃していた(古くからあったはずの)、新しく発見された炎症の形です。

この炎症は、発赤(はっせき)(毛細血管が広がって赤みを帯びること)・疼痛(とうつう)(痛みが出ること)・腫脹(しゅちょう)(腫れること)などはみられないものの、長期間続けばその場所の細胞が異常を起こし始め、徐々に働きが悪くなって、臓器が本来の働きを失うところまで進行します。

「食」「運動不足」「ストレス」などが、様々な病気の原因であることは統計学的に証明されています

しかし、それらがどのような仕組みで病を引き起こすのか?

という生化学的な理由は、ブラックボックスの中にありました。

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1993年になり、肥満と全身のくすぶり型の軽い慢性炎症との関係が報告され、このブラックボックスの解明が始まりました。

その後、糖尿病、心血管疾患(狭心症・心筋梗塞など)がんからうつにいたるまで、同様な慢性炎症の関与が相次いで報告され、慢性炎症が生活習慣病をはじめとするさまざまな病気の共通した状態であると認識されるようになってきました。

この炎症は自然免疫系の異常に起因します

自然免疫系の主なプレーヤーは、マクロファージ、白血球、上皮細胞などです。

 

つづく

 

 

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