免疫反応が働いたときに起きる炎症。

その時に欠かせないのが、サイトカインという物質です。

細菌やウィルス、癌細胞などを見つけた時に、体内の免疫細胞でつくられ、「免疫反応を起せ」というメッセージを脳に送る役割を担っています。

いわば「炎症伝令物質」と言えるでしょう。

「炎症伝令物質」は脳に対して「病原菌をやっつけろ!」という指令と「うつっぽい症状をおこして心身の活動を抑えろ」という2つの命令を同時に送ります。

うつっぽい症状は、炎症の原因を取り除くために身体が対応した結果で、食欲低下・倦怠感・意識減退などが代表的な症状です。

風邪を引くと、食欲が落ちたり、身体がだるくなったりしますが、それと同時に、精神面でも寂しくなったり、不安が強くなったりしたことはありませんか?

これは実は、感染症に対する体の防御反応です。

心身の活動を控え、エネルギーの消耗を少なくして、菌と戦うほうにエネルギーを優先的に使えるようにするのです。

そして感染症にかかっていなくても、脳の慢性炎症が起きている時は、体内の炎症伝令物質が増え、それがうつの症状を呼ぶことがあるのです。

 

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