生理前から生理期中に下腹部の痛みや頭痛、吐き気、イライラなど、様々な不快で辛い症状に悩まされている人も多いはず。生理は女性の健康を知る大切なバロメーターです。

生理による不調があることが当たり前ではありません。

不調があるということは、体からの異変を知らせるサインになります。

「みんなもあるし、仕方がない・・」

と諦めてしまわず、「脱生理痛」「脱PMS」を目指し、今日から生活を見直して、生理をもっと楽に過ごせるようになりましょう。

 

生理痛・PMS予防のカギは、生活習慣にアリ!

毎月のように、生理痛・PMSに悩んでいる方は予防するために、毎日の生活を見直しましょう。

生活リズム、冷え、運動、食べ物や飲み物などを気をつけることによって、ホルモンバランスが整い、血行がよくなることで、改善が期待できます。

※具体的な生活習慣の改善法を知りたい方は、是非、ご相談下さい。

 

PMSは月経前の1~7日に渡り、心身にいろいろな不快症状が現れる病態で、月経が始まるとそれらが消失してしまうのが特徴です。

 

症状は頭痛、肩こり、手足のむくみ、乳房の張り、むくみやだるさ、妙に眠たい、食欲が増す、甘いものを欲する、便秘や下痢、ニキビ、吹き出物ができるなどの身体症状に加え、イライラ感や気分の落ち込みなど、精神症状が現れることもあります。

 
漢方では、卵巣から分泌されるホルモンの変化と、患者自身の体質やその時々の体調が原因にあると考えます。

つまり、子宮内膜や骨盤内の血液循環が変化するために血の異常(お血や血虚)があり、さらに、月経の2週間前ごろからのホルモン量の変化によって、体内に水分を貯留させることから、水滞(水毒)が加わります。また気の異常を伴うこともあり、これら「気」「血」「水」
のバランスが崩れることから、いろいろな症状が起こることになります。

 
また五臓で病態を説明すると、「腎」が子宮の発達を促し、「脾」が消化吸収力や免疫力に関係し、「肝」が内分泌や自律神経系の調節作用をして、子宮に血液が満ちあふれると月経が周期的に招来すると考えます。

 

この五臓の異常で生理のリズムが狂うことによって、月経に関係する異常が起こると考えることもありますが、今回は「気」「血」「水」の異常からPMSを考えます。

 

【処方例】

○肩こり、のぼせ、腹痛がある場合(お血)
・桂枝茯苓丸・・・のぼせ、肩こりがある場合。生理痛にも効果を示します。

・桃核承気湯・・・便秘、のぼせ、肩こりがある場合に用いられます。

・当帰建中湯・・・冷え性、腹痛がある場合に用いられます。

*桃核承気湯の承気は「順気」を意味し、気逆改善を意味しています。
 PMSで便秘やほてりがある場合には、大承気湯で改善することもあります。

 

○体や頭が重く感じる、嘔吐やめまいがある場合(水滞)

・当帰芍薬散・・・頭重感、めまい、冷え症、肩凝りがある場合に用いられます。

・五苓散・・・・・頭痛、むくみがある場合に用いられます。 単独での使用でも良いですが、
         四物湯を併用すると著効する場合があります(下記参照)。

・苓桂朮甘湯・・・めまいを伴う場合に用いられます。

・半夏白朮天麻湯・頭痛やめまいを伴う場合に用いられます。

・呉茱萸湯・・・・頭痛、げっぷ、みぞおちのつかえがある場合に用いられます。

*これらの方剤で改善しないときは、頭痛には五苓散合四物湯、めまいには苓桂朮甘湯合四物湯
 のように、四物湯を合方するとよい場合があります。

 

○気の異常がある場合(気虚、気うつ、気逆を伴うもの)

・加味逍遙散・・・イライラしたり逆に、心気的で元気がない場合に用いられます。

・補中益気湯・・・身体がだるい、眠い、下痢、神経が過敏のときに用いられます。

・半夏厚朴湯・・・不眠や不安感など、精神症状が強いときに用いられます。

・香蘇散・・・・・胃腸虚弱のため腹満、腹痛、悪心、嘔吐のあるときに用いられます。

・抑肝散加陳皮半夏・・イライラ、眠気、逆上、腹痛、夫との口論のようなときに用いられます。

 

※あなたの症状に合った漢方をお選びし、対処法をお伝えします。
 是非、お気軽にご相談下さい!!

 

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