花粉症に効く漢方

今年も花粉症の季節がやってきました。

既にスギ花粉が飛んでおり、花粉症の症状が出ている人も多く店頭でも、花粉症の目薬や、鼻炎薬をお買い求めになるお客さんも増えています。

スギ花粉は3月から4月がピーク、ヒノキは3月下旬から4月にかけてピークになる予報だそうです。

国民の4~5割がスギ花粉症に罹ているとされますが、漢方では、花粉症を起こす内的原因を突き止め、それを元から改善していくお手伝いをします。

目次

漢方からみる花粉症の内的原因

花粉症の特徴は、

①タラタラと水のような鼻水が流れてきて、とめどなくくしゃみが連発する

②目の粘膜にも反応が出て、目がかゆい、真っ赤に充血する、涙が止まらない

③のどがかゆくなり、咳が出る。酷いと痛みになることも

④ひどくなると頭痛が起きる場合もある。

いずれにせよ、『透明な水』がたくさん身体からあふれ出てくるのが、花粉症の特徴だと言えるでしょう。

漢方では、この水は身体にずっと溜め続けている余分な水であるという解釈をします。

鼻水が出過ぎて、脱水症状を起こした人を見たことはありません。

つまり、身体に余分な水をためている人ほど、花粉症の症状がひどくなるという法則があるということです。

自分の身体の中に余分な水が溜まっているのか、どうやって知れべたら良いでしょうか?

以下の3つのポイントをチェックしてみましょう

■下のまぶたがぷっくり膨らんでいる(むくむ)

■朝起きたとき、手足がむくんでいる

■舌の淵に歯形がつき、ギザギザしている(舌がむくんでいる)

普段から、冷たい飲み物を飲んでいる人は、ほとんどすべての方が多かれ少なかれ「余分な水」を身体に溜めていると考えて頂いて結構です。

小麦やホップは原料自体が、身体を冷やす性質をもっているので、ビールやウィスキーの水割りなどを毎晩飲んでいる人は、花粉症を起こすことを覚悟で飲まないといけない飲み物です、

また砂糖も取りすぎると炎症を起こしやすくなるので、甘い味のジュースやスポーツ飲料などにも注意が必要です。

本当は夏も冬も白湯を飲むのがベストです。(理想は10分~15分沸かし続けた白湯です。湯さましではなく熱いまま飲みます)

私たちの身体は、胃を冷やすと、その冷えが肺や腸や皮膚に伝わり、内側から外側へ発散させる力を奪います。

肺が冷えることで、水溶性のたんや、鼻水が出ます。

また、内臓の冷えが冷えることで、血行が悪くなり、免疫の低下にもつながります。

汗をかきにくい方、便秘になりやすい方などは内臓の冷えに注意が必要です。

また、牛乳などの乳製品の摂りすぎや動物性食品の摂り過ぎは、腸内環境を悪化させるのでこちらも注意が必要です。

そうやって、365日、ずっと溜め続けた冷えと水は身体にとって負担なので、身体はいつか機会があればそれらを外に出したいとチャンスをうかがっています。

花粉の飛散は、その絶好のチャンスなのです。

特に春は、冬の間溜めていたものを出す時期(芽吹き時)ですから、余計に症状が激しくなります。

まずは、体内の原因になってくる「余分な水」「冷え」を溜めない生活を送ることが大切です。

 

花粉症の代表的な漢方

①透明な鼻水、くしゃみがひどい場合

小青竜湯は、無色の滴り落ちる鼻水や、くしゃみに用いられます。

また、うすい水様性の喀痰を伴う咳嗽や喘鳴などに用いられます。

小青竜湯は、肺を温める漢方です。

冷えて機能の低下したの病態を温めて症状を回復させる効能のある方剤です。

 

小青竜湯(チンガイン錠)360錠 4,180円

 

 

②鼻づまりがひどい場合

鼻づまりがひどい場合は、小青竜湯に通鼻薬の辛夷や細辛を含む方剤を併用します。

麻黄細辛附子湯(まおうさいしんぶしとう)

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)など

 

お風呂で半身浴をし、身体を温めるのも有効です。

汗で余分な「水」を出してしまうのも良い方法です。

また、第7頸椎下の「大椎(だいつい)」というツボを温めたり、おへそを温めることも予防や症状の緩和につながります

 

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