アトピー・乾癬など皮膚病改善のための食事法

アトピー性皮膚炎の治療として、アレルギーの原因となる物質を避けたり、ステロイドホルモンなどの薬を用いて、症状を抑えるだけでは根本的な改善には至りません。

長い人生のためには、体質改善をしてアレルギーの出ない体にする事が必要です。

体質改善の方法として、まず食養生をお勧めします。

なぜならば人間の体は全て食べたもので出来ていると言っても過言ではないからです。

ここでは、アトピー性皮膚炎の方の食養生を簡単にご紹介します。

パンや麺などの小麦粉類は控えましょう。

小麦に含まれるグルテンというたんぱく質は、消化に負担がかかり、腸内環境に悪影響をもたらしたり、さまざまなからだの不調、アレルギーの原因になります。

朝はご飯と味噌汁を食べましょう。

野菜や海藻、きのこ、根菜などをたっぷりいれた、日本の伝統発酵食である味噌汁

で腸内環境を良くし身体を温めましょう。

乳製品（牛乳、ヨーグルト）を控えましょう。

乳製品に含まれるカゼインを消化するのに負担になります。

白砂糖を控えましょう

精製した白砂糖は、体内の炎症を促進する可能性があるので要注意です。

また、摂りすぎにより、血糖値が乱れ、身体的にも精神的にも悪影響を及ぼします。

加工食品、インスタント食品を控えましょう

加工食品、インスタント食品には、身体の負担になる食品添加物を多く含みます。

健康の基本は、毒を入れない、溜めない、早く出すです。

身体に負担になるものは、なるべく控えましょう。

ナス科の植物を控えましょう

ナス・トマト・ピーマン・ジャガイモ・ししとう・唐辛子などは、植物自体が持つアルカロイドという物質が、身体の解毒の負担になることがありますので症状があるときは控えた方が無難です。

根菜類を食べましょう

根菜類には、腸内の善玉菌のエサになる食物繊維が多く含まれます。

海藻を食べましょう

海藻類には、腸内の善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維が多く含まれます。

また、フコイダンという免疫にかかわる物質や、ミネラルを豊富に含みます

しっかり噛みましょう。３０回噛みましょう。

よく噛むことで消火吸収を助け、胃腸への負担を減らすことができます。