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野菜(特に緑黄色野菜)と海藻(一番のおすすめは「ひじき」)を一日に400g以上食べること。
頭からしっぽまで全部丸ごと食べられる魚をいただくこと。
牛乳で生計を立てている方には本当に申し訳ないのですが、カルシウムを牛乳から摂ろうという発想をやめること。
(炎症を起こしやすい体質の方には、乳たんぱくは可能な限り控えて頂いています。)
どうしても牛乳を飲みたい場合は、熱を加え牛乳を単独でいただくこと(野菜や肉などと胃の中で混ざらないようにすること。これはインドの伝統医学アーユルヴェーダの考え方です)
果物は基本を地元で採れるフルーツにすること。
地元周辺で育たない果物を常食すると、問題が起こりやすくなります。
お米は好みにより、3~7割ほど胚芽を残した分づき米にして、(パンよりもお米の方が炎症に優しい)具沢山のお味噌汁を朝と昼は頂く。
こんなところが、私が推奨する「抗炎症生活(食事編)」になります。
さらに、付け加えると、カロリー過多は身体に炎症を起こしやすい状態を作り出します。
栄養素とカロリーは分けて考え、ビタミン・ミネラル・タンパク質はちゃんと頂き、栄養素が入っていないカロリーだけのもの(白砂糖類・精製された油・アルコールなど)は極力控えましょう。
また、カロリーと生命エネルギーも分けて考えます。
生き物には、各々の独自の生命エネルギーがあります。
植物には植物の、海のものには海のものの、肉には肉の生命エネルギーがあります。
カロリーは少ないけれど、生命エネルギーは溢れている食材はいくらでもあります。
理想は料理の寸前まで死んでいないことです。
土に戻したら芽が出るなら、その食材は生きているということにいなるのです。
ですから、できるだけ食材の素の形が分かるものをお買い求めいただき、それをおうちで料理することが、「抗炎症生活」にはとても大切です。
完璧でなくてもいいので、できるだけ心がけてください。
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