上級睡眠健康指導士 睡眠を考えるVol.2

 

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②中高年層と若年層との睡眠状況の違い

 

年齢に伴う身体の変化は、私達の睡眠パターンにも影響を及ぼします。

中高年層と若年層で以下のように睡眠の状況が違ってきます。

 

1.睡眠量の変化:年齢が上がるほど、一般的には総睡眠時間が短くなります。特に深い睡眠の割合が減少する傾向が見られます。これは身体のリズムが変わるためです

 

2.睡眠の質:中高年層は入眠が早くなることが多い一方、睡眠の質が低下することがあります。浅い睡眠が増え、夜間に目が覚めたり、トイレに起きることが増え、そのため熟眠感が欠けることがあります。

 

3.生活リズムの変化:中高年層は、一般的に早寝早起きの傾向があり、日中の活動時間が若干早めです。これに対して若年層は夜更しすることが多く、起床時間が遅いことが多いです。

 

4.睡眠障害の増加:ストレスや身体的な健康上の問題、生活や心身の変化などが影響し、不眠症や睡眠障害のリスクが高まることがあります。

 

5.睡眠と健康の関係:中高年層の方は、健康を維持するうえで睡眠が重要になることが多いです。十分な睡眠をとることで免疫力を高めたり、心臓疾患や糖尿病など生活習慣病のリスクを低減させる助けになります。近年の研究ではアルツハイマー型認知症の予防になることが期待されています。

 

中高年の方々にとって、自分の睡眠ニーズを理解し、質の高い睡眠習慣を確保することは特に重要です。

生活リズムの調整、寝る前の時間の過ごし方、運動などの日中の生活活動で、自分に合った睡眠の質や量を調整してゆきましょう。

 

漢方の永寿屋では、睡眠専門の講習会を定期的に開催しております。

また、睡眠や生活リズムについてのお悩み相談も実施しておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。

 

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テーマ【しっかり寝る人は文武両道「睡眠と運動・学習の関係」】受講料1,100円

 

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