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暑い夏は、体温調節のために大量の汗をかくことで、体内の水分バランスが崩れやすく、実は「腎臓」に大きな負担がかかりやすい季節です。
夏に特に注意したい腎臓のトラブルとその原因、そして今日からできる具体的な対処方法をまとめました。
汗をかいて体内の水分が減ると、血液がドロドロになり、腎臓に流れ込む血液の量が減ってしまいます。腎臓は血液をろ過して老廃物を出す臓器なので、血流が減ると十分に働けなくなり、最悪の場合、急激に機能が低下する「急性腎障害」を引き起こすことがあります。
夏は汗で水分が抜ける分、尿が濃縮されて濃くなります。尿に含まれるカルシウムや尿酸などの成分が結晶化しやすくなり、激痛を伴う「結石」が体内にできやすくなります。夏の結石リスクは冬の数倍とも言われています。
体の水分が不足して尿の回数や量が減ると、尿道から侵入した細菌を尿で外へ洗い流すことができなくなります。これにより膀胱炎が起きやすく、さらに悪化すると細菌が腎臓まで達して「腎盂腎炎(じんうじんえん)」という高熱を伴う病気につながることがあります。
腎臓に負担をかけないための基本は「適切な水分管理」と「体温管理」です。
軽く汗ばむ程度なら普段の食事の塩分で足りますが、炎天下での活動や運動で大量に汗をかいたときは、スポーツドリンクや塩飴などで少量の塩分・電解質を補給してください。
⚠️ 注意が必要な方 高血圧や糖尿病、慢性腎臓病(CKD)などで医師から「塩分・水分・カリウム」の制限を受けている方は、スポーツドリンクを自己判断で飲みすぎると腎臓に逆効果になることがあります。必ず事前に主治医に「夏の水分補給の適量と種類」を確認してください。
室内にいても熱中症や脱水は進行します。エアコンや扇風機を上手に使い、設定温度だけでなく「湿度60%以下」を意識して快適な環境を作りましょう。外出時は日傘や帽子を使い、首元や脇などの太い血管がある場所を冷却タオルなどで冷やすと、無駄な発汗(水分のロス)を抑えられます。
細菌の繁殖を防ぎ、尿の濃度を適切に保つためにも、便意や尿意は我慢せず定期的に排泄することが尿路感染症の予防になります。
以下の症状が見られた場合は、脱水や腎臓のトラブルが疑われます。放置せず、早めに受診を検討してください。
まずは「こまめな麦茶・お水での水分補給」を意識して、大切な腎臓を夏の暑さから守ってあげてくださいね。
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