永寿屋 「漢方健康講座」

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【漢方健康講座】血の道症・血虚(けっきょ)による生理不順や不調の改善法 No140

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「【漢方健康講座】血の道症・血虚(けっきょ)による生理不順や不調の改善法 No140」

生理前の落ち込みや酷い疲れ、排卵期の不調などに悩まされていませんか?

漢方では、こうした女性特有のさまざまな不調を「血の道症(ちのみちしょう)」と呼びます。その大きな原因の一つが、体内の血(血液や栄養)が不足している「血虚(けっきょ)」という状態です。

今回は、血虚が心身に与える影響や時期ごとの不調、そして毎日の生活でできる改善法と漢方薬について解説します。

目次

1. 「血虚(けっきょ)」になると体に何が起こる?

漢方でいう「血(けつ)」は、体に栄養と潤いを届けるだけでなく、精神を安定させる重要な役割を持っています。そのため、血が不足すると肉体と精神の両面に症状があらわれます。

主な症状

  • 身体的な症状: のぼせ、頭痛、冷え、めまい、目のかすみ・乾燥
  • 精神的な症状: イライラ、不安感、落ち込み、不眠・熟睡できない
  • 子宮・生理への影響: 経血量が減る、生理周期が長くなる(排卵までに時間がかかる)

2. 生理周期(PMS・生理中・排卵期)ごとの特徴

血虚の症状は、女性ホルモンの変化や時期によってあらわれ方が異なります。

時期よく見られる不調と特徴
生理前(PMS)不安感や落ち込みが強く出やすい(責める刃が自分に向かいやすい)
生理中強い疲労感(体を動かすのが辛い)、血虚による頭痛
排卵期ふらつき、皮膚の乾燥

3. 日常でできる!血を補う「食養生」

血は食べたものから作られます。毎日の食事に血を補う食材を少しずつ取り入れ、継続することが大切です。

  • 赤身の肉・レバー: 赤血球を作るダイレクトな栄養源になります。
  • 黒い食材(黒ゴマ・黒豆など): 生殖機能の大元である「腎(じん)」の働きを助けます。
  • ナツメ: 胃腸を丈夫にし、心を落ち着かせる精神安定作用があります。おやつ等におすすめです。
  • クコの実: 血や潤いを補う薬膳食材です。
  • 温かい汁物: 胃腸を冷やすと血を作る力が落ちてしまいます。温かいスープや味噌汁を習慣にしましょう。

4. 血を減らさない!生活習慣のポイント

血を補うことと同じくらい「血を消耗しない生活」を送ることが重要です。

① 早寝をする(23時〜2時の間は睡眠を)

夜の23:00〜2:00は、体内でメンテナスが行われる大切な時間帯です。この時間にスマホや映画を見て起きていると、体の修復機能を使えなくなってしまいます。

② 体(特に「首」がつく場所)を冷やさない

首・手首・足首・腰、そして胃腸を冷やさない工夫をしましょう。体温が奪われると、不調を治すためのエネルギーが減ってしまいます。

③ 目を休める

目は非常に多くの「血」を消費します。スマホやパソコンの長時間使用は血を消耗させるため、時間を区切って目を休ませましょう。

④ 頑張りすぎない・考えすぎない

解決しないことを深く考え続けることも、生命エネルギーを激しく消耗します。今の自分を受け入れ、無理をせずメリハリをつけることが大切です。

5. 血虚によく使われる代表的な漢方薬

症状や体質に合わせて、漢方薬を活用するのも効果的です。

  • 四物湯(しもつとう)血を補う(補血)基本となる漢方薬です。
  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)貧血傾向があり、体に余分な水分が溜まっている方に。冷えやむくみ、生理痛・排卵痛に用いられます。
  • 加味帰脾湯(かみきひとう)/ 帰脾湯(きひとう)胃腸と心臓の働きを整え、不安感や不眠、貧血症状がある方に適しています。

まとめ:しっかり食べて、しっかり寝る

血虚による不調は、1日だけで急激に変わるものではありません。「しっかり食べて、しっかり寝る」という基本的な養生を毎日コツコツ続けることが改善への一番の近道です。

辛い症状を我慢せず、日々の生活を見直しながら、必要に応じて漢方薬や専門家への相談も検討してみてくださいね。

気になった方は、一人で悩まずに永寿屋本店の公式LINEからお気軽にご質問ください。「これはどうなの?」というシンプルな質問でも大歓迎です。

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