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生理前の落ち込みや酷い疲れ、排卵期の不調などに悩まされていませんか?
漢方では、こうした女性特有のさまざまな不調を「血の道症(ちのみちしょう)」と呼びます。その大きな原因の一つが、体内の血(血液や栄養)が不足している「血虚(けっきょ)」という状態です。
今回は、血虚が心身に与える影響や時期ごとの不調、そして毎日の生活でできる改善法と漢方薬について解説します。
漢方でいう「血(けつ)」は、体に栄養と潤いを届けるだけでなく、精神を安定させる重要な役割を持っています。そのため、血が不足すると肉体と精神の両面に症状があらわれます。
血虚の症状は、女性ホルモンの変化や時期によってあらわれ方が異なります。
| 時期 | よく見られる不調と特徴 |
| 生理前(PMS) | 不安感や落ち込みが強く出やすい(責める刃が自分に向かいやすい) |
| 生理中 | 強い疲労感(体を動かすのが辛い)、血虚による頭痛 |
| 排卵期 | ふらつき、皮膚の乾燥 |
血は食べたものから作られます。毎日の食事に血を補う食材を少しずつ取り入れ、継続することが大切です。
血を補うことと同じくらい「血を消耗しない生活」を送ることが重要です。
夜の23:00〜2:00は、体内でメンテナスが行われる大切な時間帯です。この時間にスマホや映画を見て起きていると、体の修復機能を使えなくなってしまいます。
首・手首・足首・腰、そして胃腸を冷やさない工夫をしましょう。体温が奪われると、不調を治すためのエネルギーが減ってしまいます。
目は非常に多くの「血」を消費します。スマホやパソコンの長時間使用は血を消耗させるため、時間を区切って目を休ませましょう。
解決しないことを深く考え続けることも、生命エネルギーを激しく消耗します。今の自分を受け入れ、無理をせずメリハリをつけることが大切です。
症状や体質に合わせて、漢方薬を活用するのも効果的です。
血虚による不調は、1日だけで急激に変わるものではありません。「しっかり食べて、しっかり寝る」という基本的な養生を毎日コツコツ続けることが改善への一番の近道です。
辛い症状を我慢せず、日々の生活を見直しながら、必要に応じて漢方薬や専門家への相談も検討してみてくださいね。
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