ワクチンに関わる状況

 

 

世界保健機関(WHO)は2022年9月21日、アフリカ地域の新型コロナウイルスワクチンに係る状況をまとめた報告書を発表しました。

それによると、9月4日時点で、アフリカ大陸の全人口の約20.3%に当たる合計2億3,590万人がワクチン接種を完了したとなっています。うち、モーリシャスとセーシェルはそれぞれ75.3%、76.3%と高い接種率を達成しているものの、ブルンジ(0.1%)、コンゴ民主共和国(3.0%)、カメルーン(4.5%)、マダガスカル(5.1%)、セネガル(6.5%)などではいまだ10%未満にとどまっているようです。ブルンジなど、国民1,000人に1人しかワクチンを打てずにいるのですから、さぞかし新型コロナに苦しんでいるのかと思いきや・・・。

 

ワクチン  感染者数

接種率   順位     国名      総人口    総感染者数と割合(%) 総死者数と割合(%)

81.2%   6位   日本    1億2570万  33,320,438(26.5) 72,997(0.06)

ブルンジの812倍の接種率            ブルンジの62倍の感染率と200倍の死亡率

75.3%  104位   モーリシャス   126万    296,042(23.5)  1,044(0.082)

76.3%  152位   セーシェル      9万     50,665(56.3)   172(0.19)

 

 0.1%  151位    ブルンジ     1255万   53,631(0.43)    38(0.0003)

3.0%  133位  コンゴ民主共和国 8400万   95,749(0.11)  1,464(0.0017)

4.5%  128位   カメルーン     2405万  124,392(0.52)  1,965(0.008)

5.1%  144位   マダガスカル    2200万   67,889(0.31)  1,423(0.006)

6.5%   134位     セネガル       1700万    88,926(0.52)  1,971(0.012)

 

  • アメリカのジョンズ・ホプキンス大学が集計する世界の感染者数のデータをお伝えしてきましたが、

ジョンズ・ホプキンス大学は、2023年3月10日にデータの更新を終了しました。

ワクチン接種率の低い国が、対人口の感染率も死亡率も桁違いに低いことが分かります。

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