もしかして病気のサイン？睡眠中の気になる症状

「最近なかなか眠れない」「いびきがひどいと言われる」「汗をかきやすくなった」「手足がやたら冷える」…
こんな症状、実は“体からのサイン”かもしれません。

もちろん、すべてが病気というわけではありませんが、放っておくのはちょっと心配な場合もあります。今回は、そんな症状の背景にどんな原因が隠れていることがあるのかを、やさしく解説します。

① 寝つきが悪い…それはストレスのサインかも？

夜なかなか眠れないと、翌日に響いてつらいですよね。
寝つきの悪さは ストレスと非常に関係が深い と言われています。仕事や人間関係、環境の変化など、心の負担が眠りに影響することは少なくありません。

また、
・夕方以降のコーヒー・紅茶・緑茶などカフェイン
・痛みやかゆみなどの身体的な不調
・加齢
などが原因になることもあります。

ただし、「長期間続く」場合は注意が必要。
精神的な問題だけでなく、
心臓・気管支・肺など呼吸器の病気が隠れていることもあります。気になる場合は一度医療機関に相談してみましょう。

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② 大きないびきは要注意！

疲れているときやお酒を飲んだ日は、誰でもいびきをかきやすくなります。
しかし、毎晩のように強いいびきをかく人は注意！

特に、

• 寝ている間に呼吸が止まる
• 日中強い眠気がある
  こんな場合は、
  睡眠時無呼吸症候群（SAS） の可能性があります。男性に多く、
  放置すると
  高血圧・狭心症・心筋梗塞などにつながることも。

肥満・飲酒・睡眠薬の影響で悪化するため、生活習慣の見直しも大切です。

子どもの「いびき」が続く場合は、
鼻の奥の扁桃が大きくなる アデノイド の可能性も。耳鼻科受診をおすすめします。

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③ 最近汗をかきやすい…それ、体質だけじゃないかも？

「暑くないのに急に汗が出る」「寝汗が増えた」
そんなときは 甲状腺や自律神経のトラブル が関係していることがあります。

特に考えられるのは

• 甲状腺機能亢進症
• 更年期による自律神経の乱れ（女性に多い）

また、微熱が続き、午後〜夕方に体調が悪い・寝汗が多い場合には、
肺結核 の可能性もゼロではありません。
長く続く場合は受診を！

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④ 手足が冷えるのは「冷え症」だけじゃない

「冷え性だから…」と済ませてしまいがちですが、
極端な冷えや痛みを伴う冷えは注意が必要 です。

考えられる原因は

• 自律神経失調症
• 膠原病
• レイノー現象（指先が白くなるなど／女性に多い）

また、喫煙は血管を収縮させるため冷えを悪化させます。
心当たりのある方は控えめに。

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まとめ

✔ 寝つきが悪い → ストレス・カフェイン・呼吸器・心臓の可能性
✔ 強いいびき → 睡眠時無呼吸症候群の疑い
✔ 汗が増えた → 甲状腺・自律神経・場合により結核の可能性
✔ 手足の冷え → ただの冷え性ではない場合も

「いつもと違う」「長く続く」
そんな時は、無理せず相談してくださいね。
体はいつも、私たちに大事なサインを出してくれています。

令和８年1月2４日（土）睡眠講座

睡眠講座を開催します。

テーマ「運動が睡眠に与える影響」運動で快眠！ぐっすり眠れる活動方法

講師：諏訪直人（上級睡眠健康指導士）　北澤尚雄（薬剤師）

日時：2026年1月24日（土）13：30～15：30

場所：漢方の永寿屋　長野市稲田1－39－1

参加費：1,100円

定員：15名

ご予約は、漢方の永寿屋　℡026-239-6767