永寿屋 「漢方健康講座」

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「なんとなく不調」は体が発するSOS。未病の状態を体質改善で整えましょう(後編)【漢方健康講座】100歳お達者講座 Vol.125 #長野市 #漢方 #不調 #未病

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「「なんとなく不調」は体が発するSOS。未病の状態を体質改善で整えましょう(後編)【漢方健康講座】100歳お達者講座 Vol.125 #長野市 #漢方 #不調 #未病」

「朝、どうしても起きられない」「やる気が全く出ない」「食べてすぐ猛烈に眠くなる……」 こうした、病気ではないけれど健康とも言い切れない「なんとなく不調」な状態を、漢方の世界では「未病(みびょう)」と呼びます。

前編に続き、後編では「なぜこうした不調が起こるのか?」というメカニズムを、自律神経の最新理論である「多迷走神経理論」を交えて詳しく解説します。

目次

自律神経の乱れが引き起こす「4つの不調パターン」

私たちの体には、活動時に働く「交感神経」と、リラックス時に働く「副交感神経」があります。さらに副交感神経(迷走神経)には、「お腹側の迷走神経(安心・安全)」「背中側の迷走神経(休息・シャットダウン)」の2種類があることが分かってきました。

これらがうまく切り替わらなくなると、以下のような症状が現れます。

1. 朝起きられない、動けない

背中側の迷走神経が強く働きすぎてしまい、強力なブレーキがかかった状態です。 本来、朝は自然と交感神経(アクセル)が立ち上がるものですが、ブレーキが強すぎるため、スイッチが入らず動けなくなってしまいます。

2. 常時疲れを感じている(燃え尽き)

ストレスで交感神経が過剰に働き続け、エネルギーが枯渇した結果、脳や体が勝手にシステムを終了させる「シャットダウン」が起きている状態です。

3. やる気が出ない(フリーズ状態)

「やればできるはずなのに、体が言うことを聞かない」という、軽度のフリーズ状態です。 根性や意志の問題ではなく、血流や代謝の低下といった肉体的な反応として起こります。

4. 食後の猛烈な眠気

本来、食事は「お腹側の迷走神経」を優位にしてリラックスして行うべきものです。 しかし、胃腸の力が弱かったり、血糖値が急激に上下する「血糖値スパイク」があったりすると、体が耐えきれずに「背中側の迷走神経」へスイッチしてしまい、強いだるさや眠気に襲われます。

不調の共通点は「お腹の力」の低下

これら全ての不調の根底にあるのは、「お腹側の迷走神経」の働きの低下、つまり「回復力の不足」です。 漢方ではこの状態を、エネルギー不足の「気虚(ききょ)」や、消化器系の弱さである「脾虚(ひきょ)」として捉えます。

体質改善への3ステップ

西洋医学の検査で「異常なし」と言われても、体は辛いものです。まずは以下のステップで、お腹の力(回復力)を取り戻しましょう。

  1. お腹の力を取り戻す
    • 吐く息を長くする、ゆったりとした呼吸。
    • 信頼できる人との安心できる会話。
    • 温かい食事。
    • 朝の優しい光を浴びる。
  2. 小さくアクセルを踏む
    • 朝の軽い散歩や、冷たい水で顔を洗うなどの適度な刺激。
  3. シャットダウンを防ぐ
    • 食べ過ぎを避け、血糖値を安定させる。
    • 無理な頑張りを控え、しっかり睡眠をとる。

漢方で「未病」のうちに整えましょう

本格的に体調を崩してから元の状態に戻すのは、非常に時間がかかります。 「なんとなくおかしいな」と感じた今のうちに、ご自身の体質に合った漢方や養生法で整えていくことが大切です。

永寿屋本店では、長野市内外を問わず、多くの方のご相談を承っております。一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。


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