永寿屋 「漢方健康講座」
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心不全に関する三大危険指標を解説いたします【心臓と漢方5】
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「心不全に関する三大危険指標を解説いたします【心臓と漢方5】」
主な内容
心不全の危険指標:3つのチェックポイント
この動画では、心不全にならないための3つの危険指標について解説しています。
- 病歴
心臓に関する病気(狭心症、心筋梗塞、心筋症、不整脈、心臓弁膜症など)の既往があるか、高血圧、糖尿病、脂質異常症(中性脂肪やコレステロール値が高い)があるか、メタボリックシンドロームや肥満の傾向があるか、動脈硬化に関する病気(脳梗塞、下肢の動脈疾患など)の既往があるか、家族に心臓病による突然死の経験があるか、といった点を確認します。これらのうち1つでも該当すると、心臓疾患のリスクがあると判断できます。
- 生活習慣
運動不足で長時間座りっぱなしのことが多い、喫煙習慣がある、飲酒量が多い、または飲酒頻度が高い、仕事や生活で強いストレスを感じている、味の濃いものや塩分の多い食べ物を好む、といった項目をチェックします。これらのうち2つ以上該当すると、心臓に注意が必要だと考えられます。動画では、特に食事のバランスの重要性や、ストレスとの向き合い方についても触れています。
- 体の状態
階段を登ると息切れがする、胸が圧迫されるように苦しくなる、10分ほど続く動悸が頻繁に起きる、失神したことがある、短期間で急激に体重が増えた(むくみが原因のことが多い)、両足にむくみがある、急に食欲がなくなる、特定の部位(背中、肩、喉、歯など)に継続的な痛みがある、といった症状がないかを確認します。これらのうち1つでも該当すると、注意信号と判断できます。
次回は、心臓の筋肉の働きを示す血液検査の数値であるBNPや、右心不全と左心不全の症状の違い、検査方法などについて解説する予定です。