永寿屋 「漢方健康講座」

心や身体についてのお悩みを
東洋医学の視点から動画でくわしく解説しています。

【朝に後頭部に出る頭痛】朝の後頭部痛を解消!首・肩甲骨をケアして自律神経を整える方法【後編】 No108

上の画像をクリック/タップで再生します
「【朝に後頭部に出る頭痛】朝の後頭部痛を解消!首・肩甲骨をケアして自律神経を整える方法【後編】 No108」

前編では、朝起きた時の後頭部痛が、実は「首の負担」や「肩甲骨の硬さ」、「自律神経の乱れ」から来ているというお話をしました。後編では、今日から自宅でできる具体的なセルフケアと、漢方でのアプローチについて解説します。

目次

1. 日常でできる!首・肩甲骨のセルフケア

「動かすことが最大の薬」です。スマホやパソコン作業が多い方は特に意識してみましょう。

スマホは「目の高さ」で見る

首を曲げて下を向く姿勢は、首の骨(頚椎)に大きな負担をかけます。スマホを見る時は、腕を上げて画面を目線の高さに持ってくるようにしましょう。

30分に1回の肩甲骨ストレッチ

  1. 腕の引き寄せ:片方の肘を抱え、胸の方へぐーっと引き寄せます。
  2. 肘の上下運動:手のひらを顔の方に向け、両肘をくっつけた状態で上下に動かします。
  3. 肩甲骨寄せ:手を後ろで組み、肩甲骨同士をくっつけるイメージで胸を張ります。

深呼吸と「肩ストン」

深呼吸をしながら、肩の力を抜いて「ストン」と落とすだけでも、肩甲骨周りの緊張が和らぎます。

2. 寝る前の自律神経ケア

寝ている間に首が固まらないよう、副交感神経を優位にしてリラックス状態を作りましょう。

  • 首を温める:蒸しタオルなどで首の後ろを温めると血流が良くなります。
  • 鼻呼吸を意識する:ゆっくりとした鼻呼吸はリラックス効果があります。
  • 寝る前のスマホを控える:ブルーライトは交感神経を刺激し、眠りを浅くしてしまいます。

3. 漢方医学から見た後頭部痛

漢方では、後頭部の痛みは「太陽膀胱経(たいようぼうこうけい)」や「少陽胆経(しょうようたんけい)」というエネルギーの通り道(経絡)と深く関係していると考えます。

おすすめの漢方薬の例

  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう):首や肩のこりがひどく、後頭部や目の奥が痛むような、ガチガチに固まった状態に。
  • 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう) / 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう):ストレス性の頭痛、不眠、動悸、不安感がある時など、心と体の緊張を同時に整えたい時に。

※体質や症状によって適した処方が異なるため、必ず専門家にご相談ください。

まとめ:頭痛は「体からのサイン」

朝の後頭部痛の正体は、首(頚椎1番〜4番)への負担、肩甲骨の凝り、そして自律神経の乱れです。 「痛いのは頭だから頭だけを見る」のではなく、首、肩、そして日々の生活習慣全体を見直してみることが解決の近道です。

「ずっとこの痛みが続いている」「マッサージに行ってもすぐ戻ってしまう」という方は、ぜひ一度漢方の視点から体を見直してみませんか?

【ご質問、ご相談はこちら】

よかったらシェアしてください!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次