永寿屋 「漢方健康講座」

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【漢方健康講座】体がむくむ・だるい・めまいがする…原因は「水(すい)」の偏りかも?血が薄まるメカニズムと体質チェック No.137

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「【漢方健康講座】体がむくむ・だるい・めまいがする…原因は「水(すい)」の偏りかも?血が薄まるメカニズムと体質チェック No.137」

「しっかり寝ているのに体が重だるい」

「夕方になると足や顔がむくむ」

「急にふらつきやめまいを感じる」

そんな不調に悩まされていませんか?

漢方医学では、このような症状の背景に「血が薄くなっている状態」「体内の水分の乱れ」が関係していると考えます。

今回は、永寿屋本店の漢方健康講座「未病の原因シリーズ第5弾」より、体の中に水が多すぎて血が薄まってしまう「水(すい)」のタイプについて分かりやすく解説します。

目次

1. 「血が薄くなる」2つのパターンと漢方の「水(すい)」

漢方において、血が薄くなる原因には大きく分けて2つのパターンがあります。

  1. 赤血球などの「血」の成分そのものが不足しているパターン(西洋医学的な貧血)
  2. 体の中に水(水分)が多すぎて「血が薄まっている」パターン

今回は2つ目の「水が多いパターン」に着目します。

漢方では、体内の水分代謝の滞りや余分な水分が溜まった状態を「水(すい)」と呼びます。

2. 体に「水」が溜まると起こる主な症状

体の中で「水」の滞りが起こると、体のあらゆる場所にさまざまなトラブルが現れます。

  • むくみ・急激な体重増加 まぶたや足(特に膝下、足首、足の甲)がむくみやすくなります。短期間で急激に体重が増えた場合、脂肪ではなく「水」が溜まっている可能性があります。
  • めまい・ふらつき・頭痛 頭部に余分な水が巡ることで、ふらつきや立ちくらみ、頭が重い感じやぼんやり感、集中力の低下を引き起こします。
  • 胃腸の不調(胃内停水・吐き気・下痢) 食欲不振や、胃の中がポチャポチャ(チャポチャポ)鳴る「胃内停水(いないていすい)」が起こり、ひどくなると吐き気や下痢・軟便につながります。
  • 呼吸器系のトラブル(痰・咳・息苦しさ) 肺に水が溜まると、粘り気のある痰が増える、咳が続く、ゼーゼーと息苦しくなるなどの症状が出ます。
  • 関節や筋肉の重だるさ・痛み 関節や筋肉に水が滞ると、重だるさを感じます。雨の日や低気圧が近づいた時に症状が悪化しやすいのが特徴です。
  • 自律神経や睡眠の乱れ しっかり睡眠をとっているはずなのに体がだるい、日中に強烈な眠気が襲う、朝すっきり起きられないといった不調も水の滞りが関係しています。
  • 排尿の変化(頻尿・尿量減少・夜間尿) 水分代謝が崩れることで、尿量が極端に減る場合もあれば逆に増える場合もあります。夜間に何度もトイレに起きる「夜間頻尿」の原因になることもあります。

3. 「水」のトラブルが起こりやすい人の特徴・原因

体内で水をうまく動かせなくなる背景には、以下のような体質や生活習慣、外部環境が関係しています。

  1. 胃腸が弱い人 漢方において胃腸は、体の中の水を適切な場所へ運び、汗や尿・便として排出するための「エネルギールーム」です。胃腸が弱いと水を動かすエネルギーが不足し、水が溜まりやすくなります。
  2. 冷え症の人 体を温め、水を巡らせるパワーが不足しているため、冷えと同時に余分な水が停滞しやすくなります。
  3. 汗をかきにくい人 発汗は体内の不要な水分や熱エネルギーを外へ逃がす大切な解毒ルートです。汗をかけないと皮膚の下に水分が滞り、体が重く感じられます。
  4. 運動不足の人 身体を動かして血流や代謝を促す機会が少ないと、水が停滞しやすくなります。
  5. 湿度が高い季節(梅雨・夏場) 外気の湿度が高いと、体内から水分を発散しづらくなるため、湿気の多い時期は「水」による不調が出やすくなります。
  6. 腎臓や心臓に疾患がある方 腎機能や心機能の低下はむくみを引き起こしやすく、水症状の直接的な要因となります。

4. 漢方で考える「水」のメカニズム

漢方における「水」の異常は、「単純に体の水分が多すぎる(または足りない)」ということではありません

本質的な問題は、「水が必要な場所に届かず、不要な場所に滞っている(偏在している)」という点にあります。

  • 水分の矛盾現象
    • 「水をいくら飲んでも喉の渇きが癒えないのに、体はどんどんむくんでいく」
    • 「おしっこがあまり出ないのに、口が乾く」

一見矛盾しているように思えるこれらの症状も、水分が全身へ満遍なく行き届かず、特定の場所に偏っているからこそ起こる典型的な「水」のトラブルです。

5. まとめ&ご相談について

漢方薬の役割は、このように体内で偏ってしまった水分の配置を整え、「適材適所へ振り分けるお手伝い」をすることです。

「自分も水のトラブルに当てはまるかもしれない…」と思われた方は、ぜひ一度ご自身の体質を見直してみませんか?

永寿屋本店では、LINEでの健康相談も承っております。お気軽にお問い合わせください!

気になった方は、一人で悩まずに永寿屋本店の公式LINEからお気軽にご質問ください。「これはどうなの?」というシンプルな質問でも大歓迎です。

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