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【漢方と慢性腎臓病その1】慢性腎臓病(CDK)で人工透析にならない秘訣を解説します | 【漢方の永寿屋】漢方健康講座 Vol.55 【長野市】

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「【漢方と慢性腎臓病その1】慢性腎臓病(CDK)で人工透析にならない秘訣を解説します | 【漢方の永寿屋】漢方健康講座 Vol.55 【長野市】」

今回の漢方健康講座から、新しいシリーズがスタートします。テーマは現代の日本で非常に増えている「慢性腎臓病(CKD)」です。

「お医者様から腎臓の数値が落ちていると言われた」 「血液検査でクレアチニンの数値が上がってきた、あるいはeGFRの数値が下がってきた」

そんな不安を抱えている方へ、「人工透析にならないための秘訣」を全8回にわたるシリーズでじっくりお伝えしていきます。

目次

日本は世界屈指の「透析大国」?現状を知る

現在、日本国内の人工透析患者数は約34.9万人にのぼります。 国別の「絶対数」で見ると、1位アメリカ(約49.6万人)、2位中国(約46万人)に次いで日本は世界3位ですが、人口比の割合で見るとその深刻さが分かります。

  • アメリカ:645人に1人
  • 中国:2,150人に1人
  • 日本344人に1人

なんと、日本はアメリカや中国に比べても、人口あたりの透析患者の割合が非常に高い「透析大国」なのです。しかも、患者数は右肩上がりに増え続けているのが現状です。

どんな病気から透析になってしまうのか?

原因となる元の病気のトップ3がこちらです。

  1. 糖尿病性腎症(約40%):糖尿病により腎臓の血管が傷ついてしまう。
  2. 慢性糸球体腎炎(約25%):免疫のトラブルや過去のウイルス・菌(急性では溶連菌など)の影響が関係していると考えられている。
  3. 腎硬化症(12.8%):長年の高血圧によって、腎臓の血管が硬くなってしまう。

これらを見ると、いずれも「血管や血流のトラブル」が深く関わっていることが分かります。

透析を回避する最大の秘訣:毛細血管の血流を増やせ!

漢方(東洋医学)の視点から、慢性腎臓病において最も重要視しているポイントは一言に尽きます。

「腎臓の毛細血管を流れる血液の量を増やせ!」

腎臓という臓器は、例えるなら「毛糸玉」のような構造をしています。細い毛細血管がものすごく密に集まってできたデリケートな臓器です。 この毛細血管の血めぐりが悪くなり、血液が十分に通りにくくなることで、腎臓の機能はどんどん低下していきます。

西洋医学では、低下していく腎臓の機能を積極的に改善するアプローチがなかなか難しい面もありますが、「血流を整えて巡りを良くする」というアプローチは漢方が12分に強みを発揮できる分野です。ここを徹底することで、人工透析を回避できる可能性をぐっと高めることができます。

腎臓を弱らせる「3つの冷えパターン」に要注意!

漢方において、腎(じん)は「寒さ(冷え)に弱い」という明確な性格を持っています。特に腎臓が弱い方は、次の3つの原因で体(特に下半身)を冷やさないことが鉄則です。

① 外気による「関節からの冷え」

太もものように筋肉や脂肪が厚い場所からは冷えは入りにくいですが、「膝」「足首」「足の指の関節」などの関節部分から冷えは体内に侵入します。

  • 対策:レッグウォーマーやサポーターで関節を覆う。靴下は袋状のものではなく、指を1本ずつ包み込んでくれる「5本指ソックス」を選ぶのがおすすめです。

② ストレス、特に「不安や恐れ」

感情も腎臓に大きな影響を与えます。東洋医学では、過度な「不安」や「恐れ」の感情は腎を傷つけると考えます。ストレスを受けると血管が縮まり、腎臓を流れる血液の量が減って結果的に腎が冷えてしまうのです。

③ 食事による「温度」と「甘いもの」の摂りすぎ

  • 温度の冷え:冷蔵庫でキンキンに冷えたドリンクや、氷の入った飲み物を胃に入れると、体は一気に冷え切ってしまいます。基本は人肌よりも温かいものを飲む・食べるようにしてください。
  • 味覚の冷え(甘いもの):漢方には「土克水(どこくすい)」というバランスの法則があります。「土(胃腸・甘味)」のエネルギーが行き過ぎると、「水(腎)」を攻めて弱らせてしまいます。つまり、甘いものの摂りすぎは腎臓を弱らせる原因になるため控えめにしましょう。

西洋医学から見る「腎臓の3つの重要ホルモン」

腎臓は単なる「尿を作るフィルター」ではありません。私たちの健康を維持するために、実は重要な3つのホルモンを作っています。腎機能が落ちると、これらの働きも低下してしまいます。

  1. 血圧を調整する「レニン」 血管を収縮させる物質に働きかけ、血圧を一定に保ちます。
  2. 血液(赤血球)を作る「エリスロポエチン」 骨髄に対して「血を作れ」という指示を出すホルモンです。腎臓が悪くなるとこの指示が出なくなるため、貧血(腎性貧血)が起こりやすくなります。
  3. 骨を丈夫にする「活性型ビタミンD」 腸からのカルシウム吸収を促し、強い骨を作ります。

このように、腎臓を守ることは、血圧・血液・骨といった全身の健康を守ることに直結しているのです。

数値が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください

「最近クレアチニンが上がってきた…」「eGFRの数値が下がって不安…」という方は、早期の対策が何よりも大切です。ぜひ一人で悩まずに、永寿屋本店にご相談ください。

直接ご来店いただくほか、お電話やホームページからのネット予約、まずはメールでのご質問も受け付けております。

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