相談のご予約は
漢方の永寿屋 TEL 026-239-6767
永寿屋本店 TEL 026-232-2208
前回は頻尿の原因として、膀胱許容量の低下についてお話ししました。
今回はもう一つの原因である、尿量の増加についてです。
糖尿病などの内分泌疾患、水分の大量摂取、利尿剤などにより、尿量が増えることで頻尿が起こります。
一回当たりの尿量は正常(150~200ml以上)であるのに、何回もトイレに行きます。
日常生活では、水分の摂りすぎや、コーヒーや緑茶、ビールなどの利尿作用のある飲み物の摂りすぎに注意が必要です。
糖尿病では、血液中のブドウ糖が多くなりすぎると、ブドウ糖を大量の水分と一緒に排出するようになります。
体中の水分を使って糖を排出しようとするので、多尿になり、脱水状態を起こします。
脱水になると喉が渇きますので、それを改善するためにまた、大量に水分を摂取するようになります。
血糖値を上げ過ぎないためのコントロールが必要です。
また、加齢に伴い、脳下垂体から分泌される夜間の排尿を抑えるホルモン「抗利尿ホルモン」の分泌が悪くなると、夜間の尿量が増えます。
漢方では加齢などによる、腎臓、膀胱、生殖器、脳などの働きに関わる『腎』の「氣」の不足(エネルギー不足)「腎虚(じんきょ)」が挙げられます。
腎虚では、頻尿,おしっこが出にくいなどの排尿以上や排泄能力の異常、骨や歯の異常、耳の異常(聴力低下や耳鳴り)、髪の毛の異常(白髪や脱毛)腰痛、下半身の冷え、物わすれなどが起こりやすくなります。
代表的な、漢方処方は「六味丸(ろくみがん)」「八味地黄丸(はちみじおうがん)」「金匱腎気丸(きんきじんきがん)」です。
つらい痛みや心のもやもや・不安、抱え込まずにご相談ください。
私たちは、お客様のお話をうかがい、お一人おひとりの体質や生活習慣に合わせて改善治療のご提案をいたします。
お客様と一緒に考え、よくご納得いただいて、効果を確認しながら改善方法を探ります。
そのつらさ、お一人で抱え込まずに、ぜひ一度ご相談ください。
健康に役立つ情報・お得な情報を配信しています。
フォローとシェアよろしくお願いします!