日本発!革新的ながん光免疫療法の解説「身内・友達ががんになったらこれは教えてあげて その16」 | 【漢方の永寿屋】漢方健康講座 Vol.35【長野市】

主な内容

光免疫療法は、癌細胞を特異的に破壊する新しい治療法。

  • 開発者は、小林久隆先生(関西医科大学 光免疫医学研究所所長)。

仕組み

  1. 抗体と光感応性物質を結合させた薬剤「アキャルックス」を点滴投与する。
  2. アキャルックスは癌細胞に選択的に結合する。
  3. 近赤外線を照射すると、アキャルックスが反応し、癌細胞だけを破壊する。

特徴

  • 正常細胞への影響が少ない。
  • 安全性の高い近赤外線を使用する。
  • 免疫細胞の働きを助ける効果も期待される。

現状

  • 2018年に日本人でフェーズ1試験実施。
  • 2021年から、切除不能な進行・再発頭頸部癌に保険適用。
  • 治療費は約600万円だが、高額療養費制度の利用が可能。

今後の展望

  • 早期癌への適用が期待される。
  • 2030年頃には、癌の8~9割を治癒できる可能性がある。
  • より早期からの使用で、さらなる効果が期待される。

漢方の永寿屋 免疫向上プログラムのご案内

  • 電話:長野市稲田 026-239-6767 / 長野市大門町 026-232-2208
  • ホームページからも予約可能

次回のテーマ:光免疫療法の開発秘話

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