その夜ふかし、食べ物のせいかも?~超加工食品が睡眠の質に与える影響~

最近、寝つきが悪い・夜中に目が覚める・朝スッキリ起きられない…そんなお悩み、ありませんか?

もし思い当たるなら、「夜ふかしグセ」や「ストレス」だけじゃなく、「日ごろの食べもの」が原因かもしれません。特に注意したいのが、超加工食品(ウルトラプロセスドフード)

今回は、この「超加工食品」と「睡眠の質」の関係について、わかりやすくご紹介します。

目次

超加工食品ってなに?

「加工食品」という言葉はよく聞きますが、「超加工食品」とはちょっと違います。

たとえば、こんなものが超加工食品

  • スナック菓子やカップラーメン
  • 菓子パンや冷凍ピザ
  • コンビニ弁当や加工肉(ハム・ソーセージ)
  • 炭酸飲料やゼロカロリー飲料

これらは、もとの食材の面影がほとんどなくなるまで工場で加工・味付け・保存性向上が施された食品です。

パッケージを見ると、「○○エキス」「乳化剤」「香料」「増粘多糖類」など、聞き慣れない添加物がズラリ…なんてことも。

なぜ超加工食品が睡眠に悪いの?

実は、超加工食品の多用は、私たちの体と脳のバランスを乱し、睡眠に影響する可能性があるんです。

その理由を3つにまとめてみました

1. 血糖値の乱高下で眠りが浅くなる

甘い・脂っこい食品は血糖値を一気に上げますが、その後に急降下すると眠りが浅くなりやすく、夜中に目が覚める原因になります。

2. セロトニン(幸せホルモン)が作られにくくなる

睡眠に重要な「メラトニン」というホルモンは、セロトニンから作られます。
でも、超加工食品ばかりだと腸内環境が悪化してセロトニンが減り、結果的に眠気がうまく出なくなるのです。

3. 慢性的な炎症やストレスの増加

一部の添加物やトランス脂肪酸などは、体内の炎症反応を高める可能性があり、これが精神的ストレスや睡眠の質の低下に結びつくこともあります。

実際の研究でも「睡眠の質が悪化」

最近の研究では、超加工食品の摂取量が多い人ほど、以下のような傾向が見られています:

  • 入眠までに時間がかかる
  • 夜中に目が覚めやすい
  • 日中の眠気・集中力の低下
  • 睡眠時間が短くなりやすい

特に「20代〜40代の働き盛り世代」は、コンビニ・ファストフード中心の食生活になりやすく、影響を受けやすいともいわれています。

どうすればいいの?

全部を我慢する必要はありません。でも、ほんの少し意識を変えるだけでも違いが出るかもしれません。

今日からできる3つの工夫:

  1. 自然食品・全粒穀物・野菜・発酵食品などを意識して取り入れる
  2. 🥗 1日1品、加工度の低い副菜(野菜・味噌汁など)を足してみる
  3. 🛒 買うときに「原材料がシンプルなもの」を選んでみる

寝る前にスマホを控えるのも大事ですが、“何を食べているか”も、ぐっすり眠るためのカギなんです。

1〜2週間だけでも加工食品を控えてみる実験をしてみるのもアリですよ。

結果が体感しやすいケースも多いです。

夜、ぐっすり眠れないのは、実は普段の食事の積み重ねかもしれません。

「ちょっと最近、加工食品多いかも…」と感じたら、まずは1つだけ、“自然な食べもの”を意識するところから始めてみませんか?

あなたの明日の睡眠が、少しでも心地よいものになりますように。

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