腸は「第二の脳」どころじゃない!感情との関係性

西洋医学でも「腸脳相関」が注目されていますが、東洋医学ではもっと古くから、腸(主に「脾(ひ)」と「胃(い)」)が単なる消化吸収だけでなく、全身のエネルギー「気(き)」や血液「血(けつ)」を作り出す根源だと考えられてきました。

さらに驚くべきは、感情との深い結びつきです。

「脾」は「思い(悩み、考え過ぎ)」と関連が深く、腸の不調は、ぐるぐると同じことを考えたり、言いたい事が言えずに我慢していたり、心配し過ぎたりする精神状態が影響を与えると考えられています。

腸は心の状態と深く関わっています。

目次

便秘は体からの「お便り」

一般的に便秘は「悪」と捉えられがちですが、東洋医学では、便秘は単なる排泄の問題としてだけでなく、「体内の『気』や『血』の滞り」のサインと捉えます。

例えば、

「気滞(きたい)」による便秘は、ストレスや感情の抑圧が原因で腸の動きがスムーズでない状態。

「血虚(けっきょ)」による便秘は、腸を潤す血液が不足している状態と考えられます。

便秘薬で出せば良いというわけではなく、便秘の原因が何なのかを知る事も大切です。

「潤い不足」は腸の大敵!乾燥便とアンチエイジングの意外な関係

東洋医学では、「津液(しんえき)」という体に必要な潤い成分が不足すると、便が硬くなりやすくなると考えます。

この「津液不足」は、肌の乾燥や喉の渇きといった症状だけでなく、シワや髪のパサつき等、アンチエイジングにも影響すると捉えられます。

便秘解消には、単に食物繊維を摂るだけでなく、体を潤す食材(例:レンコン、山芋)も意識することが大切!

スムーズな排便は、体内の老廃物だけでなく、精神的なわだかまりやネガティブな感情の「デトックス」にも繋がると捉えることがあります。

これらの情報は、西洋医学的な視点とは異なる、東洋医学ならではのユニークな捉え方です。日々の生活に取り入れることで、腸の健康だけでなく、心身全体のバランスを整えるヒントになるかもしれませんね。

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