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【朝に後頭部に出る頭痛】首、肩甲骨、自律神経が痛みで出すサインについて解説します【前編】

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「【朝に後頭部に出る頭痛】首、肩甲骨、自律神経が痛みで出すサインについて解説します【前編】」

「朝起きた瞬間から頭が重い」「後頭部がズンと痛む」「首や肩がガチガチ……」 そんなお悩みはありませんか?午前中を過ぎると少し楽になるけれど、毎朝がつらいという方。実はその痛み、脳の問題ではなく、「首の骨(頚椎)」や「肩甲骨」、「自律神経」が関係していることが多いのです。

今回は、朝の後頭部痛の正体について解説します。

1. 首は頭を支える大切な土台

人間の頭の重さは約5〜6kg。これを支えているのが首ですが、特に上から1番目から4番目の骨(頚椎1番〜4番)が非常に重要な役割を担っています。

  • 頚椎1番:頭を直接支え、頷く動きに関わります。自律神経の中枢(脳幹)に最も近く、ここに問題があると頭痛、めまい、頭がぼーっとするなどの症状が出やすくなります。
  • 頚椎2番:頭を左右に回す中心。スマホ首の影響を最も受けやすく、目や耳の疲れ、緊張性頭痛にも直結します。
  • 頚椎3番・4番:首の安定性や呼吸(横隔神経)に関わります。副交感神経との関係が深く、ここが固まると喉の違和感や動悸、肩の強い凝りを感じることがあります。

2. 肩甲骨は「首の一部」です

肩甲骨は首から離れているように見えますが、実は強力な筋肉や筋膜で首と繋がっています。 スマホの使いすぎや猫背、浅い呼吸などで肩甲骨周りの筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋など)が硬くなると、連動して首もガチガチに固まってしまいます。 肩甲骨の凝りは単なる肩こりだけでなく、後頭部の血流低下や自律神経の乱れを引き起こす大きな原因となります。

3. なぜ「朝」に痛むのか?

朝に症状が出る最大の理由は、「同じ姿勢が長時間続くこと」にあります。

  • 枕が合っていない:首のカーブが崩れ、頚椎に負担が集中します。
  • 睡眠中の緊張:交感神経が優位なまま寝てしまうと、寝ている間も筋肉が休まらず、朝起きた時に「回復不足」による痛みとしてあらわれます。

4. 漢方で考える「体からのサイン」

東洋医学では、首や後頭部のトラブルを以下のように捉えます。

  • 肝気鬱結(かんきうっけつ):ストレスや怒りによって気が滞り、緊張性頭痛が起こる。
  • 気逆(きぎゃく):気が下から上へ突き上げ、のどの違和感や動悸が出る。
  • 腎虚(じんきょ):生命エネルギー(人)の不足により、首全体の不安定感やめまいが起こる。

まとめ

朝の後頭部痛は、体が「もう限界だよ」「休まっていないよ」と出している大切なサインです。 まずは、ご自身の首の角度や枕の状態、肩甲骨の硬さを意識してみることから始めてみましょう。

後編では、日常生活でできる具体的な対策や、おすすめの漢方薬について詳しくお伝えします。

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