永寿屋 「漢方健康講座」
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【体からの手紙】オシッコは体の中で何が起きているかのサインについて解説します (後編)No110
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「【体からの手紙】オシッコは体の中で何が起きているかのサインについて解説します (後編)No110」
前編では尿の色や匂い、泡立ちからわかる健康状態についてお話ししました。後編では、大切な腎臓を守るための具体的な改善策や、漢方でのアプローチについてご紹介します。
1. 腎臓に優しい生活習慣
腎臓の負担を減らすために、日々の生活で意識できるポイントが3つあります。
水分の取り方は「量よりタイミング」
- 朝イチの一杯:寝ている間は水分不足になりがちです。起きたらコップ1杯の水を飲みましょう。
- こまめに飲む:一気飲みは腎臓に負担をかけます。食事の前後や入浴の前後などに、少しずつ飲むのがコツです。
- 冷やさない:腎臓は「冷え」を非常に嫌います。冷蔵庫で冷えた飲み物より、体温より温かいものを取る方が腎臓に優しいです。
塩分を控えてカリウムを摂る
- 塩分は1日6g前後を目指す:塩分の摂りすぎは血圧を上げ、腎臓の負担を増やします。出汁やスパイス、酸味を活用して減塩しましょう。
- 野菜や果物を摂る:緑の野菜や果物に含まれるカリウムは、余分な塩分(ナトリウム)を排出する手助けをしてくれます。
体(特にお腹と腰)を冷やさない
- 腹巻きの活用:腎臓は腰のあたりにあります。腹巻きをしてお腹や腰を温めることは、腎臓を守ることに直結します。
- 血流を改善する:冷えを改善して血流が良くなると、腎臓の働きも助けられます。
2. 漢方で考える「腎」とエイジングケア
漢方では、腎臓を「生命エネルギーの貯金箱」と考えます。 加齢などによりこのエネルギーが不足した状態を「腎虚(じんきょ)」と呼び、疲れやすさや老化現象としてあらわれます。
漢方薬の選択肢(※要相談)
人工透析を避けるため、あるいは腎機能を維持するために、以下のような漢方成分が使われることがあります。
- カバノアナタケ(シベリア霊芝)+オウギ
- 名江霊芝(めいこうれいし)+エゾウコギ+オウギ 体質や腎機能の数値(EGFRなど)に合わせて、最適な組み合わせを選びます。80代や90代の方でも、漢方のアプローチによって数値が改善された事例もあります。
3. 病院へ行くべきチェックポイント
以下の症状がある場合は、自己判断せず早めに泌尿器科などの医療機関を受診しましょう。
- 尿の色が赤や茶色
- 細かい泡がいつまでも消えない
- 色の異常が数日続く
- むくみや強いだるさがある ※特に、タンパク尿が出ていないのに血尿が出る場合は、膀胱や尿路の異常(結石、腫瘍、がんなど)が疑われるため、精密検査(エコーや内視鏡など)が重要です。
まとめ:トイレの水を流す前の「10秒チェック」
尿は最高、かつ手軽な健康センサーです。
- 朝の尿の色を見る
- 泡の残り方を見る
- 匂いの変化に気づく
このわずか10秒の習慣が、あなたの腎臓を守り、健康で長生きするための第一歩になります。
「腎機能の数値が下がってきた」「尿の状態が気になる」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。