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冬になると、寒さや空気の乾燥によって「手や指の皮膚がガサガサになる」「あかぎれやひび割れができて痛い、かゆい」といったお悩みを抱える方が一気に増えてきます。
いわゆる「乾燥肌(ドライスキン)」ですが、実はこの症状、単に季節のせいだけではなく、体質が深く関係していることをご存知でしょうか?
今回は、ドライスキンの原因や皮膚のバリア機能の仕組み、そして漢方医学から見た根本的な原因について分かりやすく解説します!
ドライスキンとは、皮膚が乾燥してしまい、カサつきやかゆみを伴う症状のことです。
「冬だから仕方がない」と思われがちですが、実は元々アレルギー体質(あるいはその傾向)を持っている方ほど、乾燥による皮膚の症状がひどくなりやすいという特徴があります。
ひび割れやあかぎれを繰り返してしまう方の根っこには、多かれ少なかれアレルギーの症状が体に隠れていることが多いのです。
私たちの皮膚は、健康な状態であれば外部の刺激から体を守る「バリア」の役割を果たしています。
例えば、傷がない時にお風呂に入ってもお湯は染みませんが、かきむしったり傷があったりすると染みますよね。これはバリア機能が壊れて、外からの刺激が内側に入り込んでしまっている証拠です。
私たちの皮膚の1番表面(角質)は、顕微鏡で見ると「魚のうろこ」や「日本家屋の瓦屋根」のように、きれいに重なり合って並んでいます。
しかし、皮膚が乾燥してドライスキンになると、この瓦(うろこ)が1枚1枚ペロッと「毛羽立って」きてしまうのです。 すると、その隙間からかゆみを感じる神経が外に顔を出してしまいます。
神経がむき出しの状態になるため、水、洗剤、冷たい風、温かい風など、あらゆるものが強い刺激となり、少し擦るだけでも激しいかゆみやアレルギー反応を引き起こす原因になってしまいます。
漢方医学では、皮膚の水分量や「熱と水のバランス」が崩れることで乾燥肌が起こると考えます。特に体内の液体成分である「水(新液)」や「血(けつ)」の不足が主な原因です。
「陰(いん)」とは、体の中の潤いや水分(リンパ液など)のことです。この水分が全体的に足りなくなっている状態を「陰虚」と言います。
体の中を潤し、適度に冷やすための水が不足するため、皮膚のカサつきだけでなく、喉の渇きや、体の中に熱感(ほてり・のぼせ)が出やすくなります。
漢方では、この足りなくなった「陰(潤い)」を補うために、六味丸(ろくみがん)や知柏地黄丸(ちばくじおうがん)といったお薬を用いて治療を行います。
「血(けつ)」とは、いわゆる血液や、体に栄養を運ぶもののことです。これが不足している状態を「血虚(貧血のような状態)」と言います。
血液が不足すると、皮膚の細胞に十分な栄養や酸素が行き届かなくなります。栄養不足になった細胞は正常な命を全うできずに壊れてしまい、それが「炎症(かゆみ・赤み)」へと変わってしまうのです。血虚の方は、皮膚の色がくすみやすいという特徴もあります。
手荒れや乾燥肌、長引く皮膚のトラブルにお悩みの方は、我慢せずに今すぐご相談ください。
永寿屋本店は長野市にございますが、遠方にお住まいの全国の方からのご相談も大歓迎です。現在は、LINEやZoomを活用した「遠隔でのカウンセリング」も行っております。お話をじっくり伺いながら、あなたに合った最適な漢方やケア方法をご提案し、お薬を郵送でお届けすることも可能です。
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