永寿屋 「漢方健康講座」

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【心臓と漢方2】健康診断の数字に振り回されないために:心臓を守る数値の正しい見方と予防法

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「【心臓と漢方2】健康診断の数字に振り回されないために:心臓を守る数値の正しい見方と予防法」

今回は「実は薬を飲まなくても大抵は平気?」という少し刺激的な視点も交えながら、心臓病と深く関わる検査数値の本当の意味と、漢方的な予防法について詳しく解説します。

目次

1. 科学的根拠(EBM)の落とし穴

現代医療では「エビデンス(科学的根拠)に基づいた医療(EBM)」が重視されます。しかし、生活習慣病においては数値だけを見るのではなく、その背景にある個人の体質や年齢を考慮することが不可欠です。

例えば、血圧が高い高齢者100人を対象とした5年間の調査では、薬を飲まなかったグループでも9割以上の人が脳卒中を発症していなかったというデータもあります。これは、血圧だけが病気の原因ではないことを示唆しています。数値に一律の基準を当てはめるのではなく、「あなたにとっての適正値」を見極めることが重要です。

2. 心臓にとって最大の敵は「糖」

私が心臓に最も重大な影響を及ぼすと考えているのは、血圧やコレステロールよりも「糖(高血糖)」です。

  • 血管へのダメージ: 血糖値が高い状態が続くと、血管の内側(内皮細胞)が傷つき、炎症が起こります。これが動脈硬化の根本的な原因となります。
  • 「血管のサビ」AGEs(糖化終末生成物): 最近話題の「糖化(体の焦げ)」は、血管を老化させ、心疾患のリスクを高めます。
  • 隠れ高血糖に注意: 空腹時の血糖値が正常でも、食後に急激に血糖値が上がる「血糖値スパイク」が最も血管を傷つけます。

3. コレステロールの「真実」

「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールも、実は体にとって欠かせない存在です。

  • LDLの役割: 細胞膜やホルモンの原料であり、血管の傷を補修するために必要です。
  • 数値の考え方: LDLが高くても、中性脂肪が2桁(50〜100程度)で管理できていれば、それほど心配ないケースが多いです。
  • 高齢者とコレステロール: 高齢者の場合、コレステロール値が少し高め(220〜240程度)の方が生存率が高いというデータもあります。

4. 永寿屋がおすすめする「自分を知る」ための検査

数値だけでなく、自分の体の「今」を視覚的に把握することをお勧めしています。

  • 糖化測定: 針を刺さず、わずか1分で体内の糖化(コゲ)具合を測定できます。
  • 毛細血管観察: 指先の毛細血管の形や血流を直接モニターで確認します。血流が淀んでいないか、自律神経のバランスはどうかを視覚的にチェックできます。

5. 漢方による予防と対策

数値のコントロールと並行して、体質を整えることが大切です。

  • 自律神経を整える: 心臓は自律神経の影響を強く受けます。クマザサのエキスなどは、血液を綺麗にし、自律神経のバランスを整える手助けをしてくれます。
  • 糖質制限: コレステロールを高めに管理する場合でも、糖質の摂りすぎには厳重な注意が必要です。

健康診断の数字はあくまで一つの目安です。大切なのは、あなたの体質、家族歴、生活環境を総合的に見て、最適な健康状態を維持することです。

「数値が気になる」「自分に合った予防法を知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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