永寿屋 「漢方健康講座」

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体のほてり、のぼせ、寝汗…その原因は?自律神経とホルモンバランス、漢方で整える【体温と自律神経】

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「体のほてり、のぼせ、寝汗…その原因は?自律神経とホルモンバランス、漢方で整える【体温と自律神経】」

「急に顔が熱くなる」「寝汗で夜中に目が覚める」「足は冷えているのに顔だけ火照る」…。こうした症状、年齢のせいだと諦めていませんか?これらは自律神経やホルモンバランスの乱れからくる体からのSOSかもしれません。

今回は、ホットフラッシュやのぼせのメカニズムと、漢方的な解決方法について解説します。

目次

1. 自律神経・ホルモンバランスと「体温」

私たちの体温や汗は、脳の「視床下部」にある自律神経がコントロールしています。

  • 交感神経(戦う神経): 過剰に働くと血管が収縮し、過剰な熱を発生させます。
  • 副交感神経(休む神経): 低下すると体温調節がうまくいかず、ほてりを招きます。

自律神経の司令塔のすぐ隣には、ホルモンの司令塔(下垂体)があります。そのため、更年期や生理前後などでホルモンバランスが乱れると、自律神経も影響を受け、ほてりや多汗(ホットフラッシュ)が起こりやすくなるのです。

2. 漢方で考える3つの主な原因

漢方では、ほてりやのぼせの原因を大きく3つに分類します。

① 陰虚(いんきょ):潤い不足

体に必要な「潤い」や「冷やす力(陰)」が不足し、相対的に熱が余っている状態です。

  • 症状: 手足のほてり、口の渇き、寝汗、皮膚の乾燥。
  • 代表的な漢方: 六味地黄丸(ろくみじおうがん)、知柏地黄丸(ちばくじおうがん)など。

② 気虚(ききょ):エネルギー不足

生命エネルギー(気)が不足し、体温調節がうまく機能しない状態です。

  • 症状: 激しい倦怠感、息切れ、疲れやすい、寝汗。
  • 代表的な漢方: 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)、十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)など。

③ 瘀血(おけつ):血行不良

血液の巡りが悪く、滞っている状態です。熱は上にのぼり、冷えは下に下がるという自然の法則により、「顔はほてるのに足は冷える」という状態になります。

  • 症状: 冷えのぼせ、シミやクマ、生理トラブル。
  • 代表的な漢方: 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、加味逍遙散(かみしょうようさん)など。

3. 日常生活でできる5つのセルフケア

漢方薬とあわせて、生活習慣を見直すことで相乗効果が期待できます。

  1. 湯船に浸かる: ぬるめのお湯でリラックスし、正しく汗をかく練習をしましょう。
  2. 寝る前の呼吸法: 深くゆっくりした呼吸は副交感神経を優位にします。
  3. 夜は冷たいものを控える: 胃腸を冷やすと「気・血」の巡りが悪くなります。
  4. 適度な運動: 体に溜まった余分な熱を発散させるために、汗をかく習慣を。
  5. 刺激物を避ける: カフェインや激辛料理は、火照りを悪化させることがあります。

4. 浄化を助ける自然の力

血液や気を浄化し、流れを整えてくれるクマザサなどの植物の力を借りるのも有効です。自律神経のバランスを中央(自然な状態)へ戻す手助けをしてくれます。


ほてりや寝汗は、体からのバランス調整のサインです。 「自分はどのタイプかな?」と気になった方は、一人ひとりの体質に合わせた最適な処方をご提案します。ぜひお気軽にご相談ください。

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