■寒さが血圧を上げる

 

気温が低くなると、交感神経の働きが強くなり、血管が縮み血圧が上昇します。

 

圧力の高まった血管に血液を送り込むために、心臓に負担がかかります。

 

このとき、動脈硬化などで心臓に栄養を運ぶ血管(冠動脈)が狭くなっていると、十分な血流が得られず、心臓の筋肉が酸素不足になったり、血管の内側の壁が傷んで血栓(血の塊)ができやすくなります。

 

血栓が心臓の血管に詰まると心筋梗塞がおこります。

 

また脳の血管が詰まると脳梗塞、脳の血管が破れると脳出血とくも膜下出血が起こり、この3つを脳卒中とよびます。

 

動脈硬化は、血管の弾力性が失われ硬くなった状態です。

 

人は誰でも、年を取っていくので、加齢とともに組織も変化(老化)していくことは仕方のないことですが、日々の生活習慣で老化の程度を遅らせることも可能です。

 

また、高血圧や、高血糖、高脂血症などの病気により血管にダメージが加わることで、動脈硬化が進行します。

 

永寿屋本店&漢方の永寿屋では、顕微鏡に指をかざすだけで全身の99%を占める毛細血管の状態を調べる毛細血管&血流観察(無料)や血管年齢測定(550円税込)を実施しています。

 

 

血管病を防ぐためにも、ご自身の血管や血流がどんな状態なのかご自身の目で確かめてみませんか? 

また、すべての病気は、患部の細胞に血液が十分に届かず、細胞が酸欠になることから起きてきます。病気の兆しは、まず毛細血管に現れてきますので、血管の形状と、その血管を流れる血液の流れる様子を確認しておきましょう。