更年期こそ予防が大切

 

女性に必ず訪れる「更年期」ですが、誰もが同じ不調に悩まされるかというとそうではありません。

とても辛い日々を過ごす人がいる一方で、大きな不調もなく楽に過ごす人がいるのも事実です。

このように人による個人差が大きいのも更年期障害の特徴です。

「更年期」は卵巣の機能が低下し、女性ホルモンの分泌が急激に減少することによって現れますが、症状の個人差は漢方では体質の違いが影響していると考えています。

婦人科系に悩みのある人や体質虚弱の人、不満やストレスの多い生活をしている人、不摂生な生活をしている人は、更年期に大きく体調を崩しやすい傾向があります。

しかし、早いうちに体質改善をしておけば、更年期をいくらか過ごしやすくできるでしょう。現在の体質や生活習慣から、未来までをも予測できるのが漢方の良いところです。更年期障害が重くなりやすい体質は予測できる部分もあります。

傾向が分かれば、対策が打てます。

更年期に比較的に症状が現れやすい「腎・肝・心」に焦点をおいて、おおまかに5タイプをご紹介します。

(1)潤いが不足して乾燥&ほてりやすい『腎陰虚(じんいんきょ)タイプ』

(2)疲れやすく身体を温める力が弱い&水がだぶつきやすい『腎陽虚(じんようきょ)タイプ』

(3)ストレス・イライラ・憂鬱など情緒が不安定になりがちな『肝鬱(かんうつ)タイプ』

(4)疲れやすい・思い悩みやすく心配性な『心脾気血両虚(しんぴきけつりょうきょ)タイプ』

(5)血の巡りが悪い、血液ドロドロの『瘀血(おけつ)タイプ』

 

個人差はありますが、不調や症状が出てから治療するよりも、先回りして予防につとめるのが賢い選択といえます。

更年期障害と呼ばれる不調など、年齢による心身の変化にともなって現れる症状こそ、予防が大切です。

 

更年期の症状が出る前に「漢方相談」で自身の体質を知っておかれることをおすすめします。

 

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