みなさん、休日をいかがお過ごしですか?

さて、本日は9月21日「敬老の日」ですね

敬老の日の由来については諸説あるようですが、今回は「養老の滝伝説」をご紹介したいと思います。

敬老の日は、昭和22年9月15日に、兵庫県多可郡野間谷村で主催した「敬老会」から始まったといわれています。

昭和22年は戦後の混乱期で、子供を戦争に送った人も多く、精神的に疲労の局地にあったそうです。

そんなお年よりを労わる為に、当時の野間谷村の村長の門脇政夫氏が「養老の滝伝説」を参考にし、「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という趣旨で開いたそうです。

養老の滝伝説とは

昔、乏しい一人のきこりが、滝を流れる水を眺め、「あの水が酒だったらな~」と病に侵された老父の事を思い浮かべると、岩から滑ってころび、意識を失った。
気がつくと、周りで酒のにおいがし、水を舐めてみると酒の味がした。その水を汲んで帰って老父に飲ませると、みるみる元気になった。

その話が、全国に広まり、当時の天皇が9月にその場所に行き、「老を養う若返りの水」とおおせられ、年号を養老と改めたそうです。

敬老の日はここから始まったんですね。