西洋医学が専門的に細分化されるほど、また人体を数字化するデータが活用されればされるほど、逆に重要度が増すのが「肉体と意識と霊性」を分割しない視点。

または宇宙と人間を分割しない視点です。

アカシックレコードという言葉をご存氏の方も多くいらっしゃると思いますが、ウィキペディアによると「宇宙誕生以来すべての存在について、あらゆる情報がたくわえられているという記録層」を意味すると書いてあります。

アカシックレコードという言葉を作ったのは、ルドルフ・シュタイナー(1861年~1925年)です。

アカシックレコードという概念は、エドガー・ケイシー(1877年~1945年)が、晩年から死後にかけてアメリカ社会で人気になるのに伴い知られていきました。

彼のことを一躍世の中に知らしめた伝記「永遠のエドガー・ケイシー」によれば、エドガー・ケイシーは幼少期から類まれな霊能力に恵まれていました。

その彼が、24歳のとき、治る見込みのないと宣告された彼自身の病気を、驚くべき透視能力によって治癒せしめたのです。

彼は、ひとたび催眠状態に入ると、肉体を透視し、病気の原因やその治療法を述べることができたのです。

依頼者がどこにいようと、名前と住所さえ与えられれば、彼らを診断し治療法を与えることができました。

ケイシーのこの能力は後に「リーディング」と呼ばれるようになり、患者の潜在意識やアカシックレコードと繋がる能力を催眠中のみ得ていたのだと考えられるようになりました。

24歳から46歳までの22年間、ケイシーはこの透視能力をもっぱら病人の治療に役立てました。

彼の元には様々な病気に苦しむ人々が訪れるようになり、ケイシーは彼らのために催眠状態に入り、彼らの病気の原因とその治療法を教え続けました。

ケイシーの診断を仰ぎ、彼のアドバイスに正しく従った人々は、当時の医学において不治あるいは難病とされていたにもかかわらず、例外なく、治癒していったのです。

彼はこの能力を「神からの賜り物」として受け入れ、20年以上にわたり、無報酬で病気の人々を助けました。

しかし、競馬や株価の予想といった私益の相談には、うまく能力を発揮することはできなかったといわれています。

リーディングの記録を整理すると、健康であるためのポイントは4つに絞られます。

①循環

②食べ物の消化能力

③休息・休眠

④体内毒素の解毒・排泄です

 

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