日本人は胃が弱い?

漢方では「胃は湿気に弱い」と言われています。

お刺身やお寿司などの生食の習慣で胃を冷やしたり、また湿気の多い日本の気候で、胃はいじめられていると考えられます。

多少の胃の不調ぐらいと放っておかずに、日頃からできるだけいたわってあげたいものです。

胃腸は人の「エネルギー」を作り出しているところ。

食事をとって消化し、栄養分を取り入れ、人の原動力に変えるところです。

そこが不調となると、パワーダウンして元気が出ない、疲れやすい、だるいなどの症状を引き起こします。

 

胃の不調で現れる症状は、・食欲不振 ・膨満感 ・胸やけ ・胃もたれ ・吐き気 など、

それぞれの症状に合わせた代表的な漢方薬は

 

胸やけがしてゲップが多い

胃の流れは本来下におりるもの。

逆流してむかむかしているのです。

胃酸過多により胃粘膜が荒れていることも考えられます。

漢方ではみぞおちのムカムカが強いなら半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)、舌の苔が黄色いなら温胆湯(うんたんとう)などを使います。

 

 

胃がもたれたり、食べ過ぎて気持ち悪い

美味しそうなものがたくさんあったり、雰囲気でついつい食べ過ぎてしまった!

こんなときは消胃腸機能と消化力をあげて胃の負担を軽減しましょう。

漢方では香砂六君子湯(こうしゃりっくんしとう)など

 

胃がキリキリと痛む

原因はストレス。ストレスがたまり胃の筋肉が緊張し、胃酸の分泌が増えたり、胃が痙攣したりしてキリキリ痛みます。

漢方では田七人参(でんしちにんじん)安中散(あんちゅうさん)延胡索(えんごさく)厚朴(こうぼく)などが配合された漢方薬などで痛みを和らげます。

 

 

食欲がない時

食べたくない…そんな気分が続くと栄養不良になってしまいます。

胃の活動が低下しています。

胃の働きを元気にしてあげましょう。

漢方では補中益気湯(ほちゅうえっきとう)などで胃を正常に機能させ、消化力も高めます。

 

 

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特に夏は冷たい物を食べることが多くなります。早めに回復させて元気に過ごしましょう。