腸に炎症が無いのに腹痛や下痢などの症状が出る過敏性腸症候群。

原因ははっきりしませんが、腸内細菌との関係に関心が高まっています。

過敏性腸症候群とは・・・

腸に炎症などの器質的な異常がみられないのに、腹痛や便秘などの症状がでる病気です。

●便秘や下痢などが数カ月以上続く

●出かけるときには症状があるのに帰るときには軽減したりする

●腹痛や便通の異常、ストレスや不安で日常生活に支障をきたすこともある

●20代~30代に多い

●腸に炎症や腫瘍などはない

●排便症状により、下痢型、便秘型、混合型に分類される

過敏性腸症候群は、1960年代感染性腸炎罹患後に発症することが知られていました。

2003年、過敏性腸症候群で、小腸腸内細菌の異常増殖(SIBO)が多く認められるという研究内容が発表され、腸内細菌との関係に注目が集まるようになりました。

 

過敏性腸症候群の原因の一つとして、ストレスの関与が挙げられます。

不安状態になることで消化管の運動機能が障害され、便通の異常が生じると考えられています。

また、内臓の知覚が過敏になり、痛みを感じやすい状態になるようです。

 

対策

●専門医に相談する

まずは、専門医に相談し、適切な治療や指導を受けましょう。

 

●生活の見直し

不規則な生活や疲労、人間関係、食生活などその原因を明らかにし、ストレスを緩和していくことが重要です。

休息をとりながら、ストレスをうまくコントロールしましょう

●暴飲暴食を避け食事を改善する

脂肪分の多い食事、刺激の多い食品は控えましょう

下痢の時は食物繊維は無理して摂らず消化の良いものを食べるようにしましょう。

 

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