睡眠不足は、日本人の死因第1位である「がん」のリスクを高めることが研究で明らかになってきました。
特に、乳がんのリスクは睡眠時間と密接に関係しているようです。
睡眠時間が短いほど乳がんリスクは高まる
東北大学の研究チームが行った大規模調査では、睡眠時間が6時間以下の女性は、7時間睡眠の女性と比べて乳がんの発症リスクが1.2倍も高かったことが示されています。
なぜ睡眠不足が乳がんリスクを高めるのか?
その原因の一つとして考えられているのが、メラトニンというホルモンの分泌減少です。
メラトニンは睡眠中に分泌されるホルモンで、性ホルモンの分泌を抑制する働きがあります。
性ホルモンは乳がんの発症リスクに関与しているため、睡眠不足によるメラトニン分泌減少が乳がんリスク上昇につながる可能性があります。
睡眠時間と乳がんリスクの関係
〇睡眠時間6時間以下:乳がんリスク1.2倍
〇睡眠時間7時間:乳がんリスク基準
その他の研究結果
〇英国の研究:朝型女性は夜型女性よりも乳がんリスクが低い
〇米国国立がん研究所:運動は乳がん予防に役立つが、睡眠不足はリスクを高める
〇マウス実験:寝不足のマウスはがんの成長速度が2倍に
睡眠不足がもたらす悪影響
睡眠不足は、がんリスク上昇以外にも、免疫機能低下、慢性炎症、細胞ストレス、血管新生などの悪影響を及ぼす可能性があります。
睡眠時間は長すぎてもダメ?
前述の通り、睡眠不足は乳がんやその他の健康リスクを高めます。
しかし、睡眠時間が長すぎるのも良くありません。
東北大学と国立長寿医療研究センターが行った共同研究では、睡眠時間が9時間以上の男女は、7~8時間睡眠の人と比べて死亡率が1.2倍以上高かったことが示されています。
適切な睡眠時間を確保しよう
乳がん予防のためには、7時間程度の睡眠時間を確保することが理想です。
睡眠時間の改善方法
□毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
□寝る前のスマホやパソコンの使用を控える
□寝室の環境を整える (暗く静かな環境)
□適度な運動をする
□カフェインやアルコールの摂取を控える
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